私たち膳所高校美術班の活動のようすや、毎日のちょっとしたできごと、班員の作品などをおとどけします。 


by zeze-bijutsu-hann
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尾道への合宿3日目・4日目

合宿の後半です。
3日目の8月1日は、朝から尾道でスケッチをした後、全員で電車とバスを乗り継ぎ、鞆の浦へと向かいました。
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尾道とはまた違った雰囲気を持つ歴史ある建物の並ぶ港町で、
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スケッチをした後「鞆の津ミュージアム」へ行きました。字体をテーマに、プロから、普段は美術に携わっていない人達まで、関係無く集められた作品は、圧倒されるものから楽しいものまで様々で、非常に興味深いものばかりでした。学芸員さんの話もとても面白く、作品の裏話などを聞くことができ、とても貴重な体験となりました。
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【鞆の津ミュージアムの感想】

受け手によってただの落書きか、ただの凝った看板か、アート作品になるか変わるようだ。

全盲の方のゲームは音だけでの判断が難しく楽しく新鮮で、トイレの標識は一つ一つ芸術的でした。

・「文体の練習」の展示は、正直見ていてとても疲れました。のぼせてる、と何度も言われましたが、まさに情報量で熱が出そうでした。

・伝達手段である文字からできた作品が放つ、作者の方の熱量に圧倒されました。作品数はさほど多くはないのにも関わらず、見ているこちらは圧倒させられました。

・私には発想の至らない個性の尖った作品を目の当たりにして、自分の感性の平凡さが少し虚しかったです

・鞆の津ミュージアムで見た作品の多くも、あと少し何かが違っていたら見ることの出来なかった物ばかりでした。

・呑田さんの作品で、膨大な量の情報がそれぞれ繋がっていると聞き、人間の能力にはまだまだ未知の部分があると感じ人間の脳は興味深いと思った。

・作品が作家の思考の深いところを表しているような気がして、他人と話すのが苦手な方にとってアートは一種のコミュニケーションツールのなのかなと思いました。

美術館は凄かったです。どの作品も細かく描かれていたり、オリジナルの工夫がされていたりで根気が必要なものばかりでした。自分も印象を相手に植え付けるような作品を書いてみたいなと思いました。

ミュージアムで見た、「障害を持つ人でも楽しめるゲーム」の印象が私の中で強く残っています。ゲームは視覚で楽しむものだ、という今までの自分の概念が覆りました。

ゲームに限ったことではなく、今日の経験で、芸術的観念の中で、「障害を持つからこその視点」というものを感じられたように思います。



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ONOMICHI U2にて

4日目の8月2日は、昨日の夕方に鞆の浦から尾道へ帰ってきて訪れた、ONOMICHI U2など、尾道の地で町おこしをされている、広島県の議員さんの出原さんにお話を聞かせていただきました。
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お話しは、後ろの左手の建物の2階、ONOMICHIシェア で伺いました。
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少子高齢化や過疎化などで廃れていく産業を残すだけでなく、どのように活かしていくか。どのように地元の魅力を再発見していくか、そのヒントを教えていただきました。

【お話しを聞いた感想】

・自分の地元についてなにも知らないことを改めて知った。自分の町をもっと知り、魅力を発見し、生かしつつ変えていくことがこれからは必要だとわかった。

・観光地化でなく、手間や時間をかけ長く愛されるような尾道の魅力を再発見するということが、尾道らしく良い事業だと感じました。

・お話を聞いて、「50年後、100年後の街のためになることをする」と何度も言われていたことの印象が強かったです。残したいものを見つけることが大切なのかなあと思いました。

・地元の方の生活に溶け込むような観光、という考え方が印象に残りました。その土地の方にとっては当たり前のことが立派な観光資源になることもあると聞き、町おこしは、その町の内外両方からの働きかけがあって初めてできるものなのかもしれないと感じました。

・日本社会の抱える課題を考え直し、自分達が背負うこれからの時代に危機感と不安を持ちました。

・尾道の魅力的な場所や伝統的な商品を次の世代に伝えていけるようこれからも事業を頑張ってもらいたいと思った.

「新しいことへの挑戦」と「人とは違う視点を持つ」ことが重要なのかなと、私は思いました。


4日間で得た経験が私たちのこの先の人生にどのように関わってくるかは分かりませんが、非常に有意義な時を過ごすことが出来たと思います。

1年 O

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by zeze-bijutsu-hann | 2018-08-21 17:57 | Comments(0)