尾道合宿の感想
2010年 08月 07日
それぞれ考えるところがあります。今後に活かしていきたいです。
2年 N
今年の合宿は、去年と同じような内容でありながら去年よりも多くのことが学べた実に密度の濃いものでした。去年は一年ということもあり、どういうことを表現したいのかなどあまり考えることはありませんでした。しかし、今年再び尾道に来て絵を描いて、どのように風景から感じ取ったことを絵で表現しようか、とか、どうすればよりよい絵になるのか等、考えることが多すぎて大変だったりしたのですが、去年気づかなかった点を気付くことができ成長することのできた合宿でした。今回、先生方に教えていただいたことを高文祭や今後に活かしていこうと思います。
2年 I
高校最後の合宿ということもあり、今回の合宿はスケッチについてや非日常生活のなかで後輩とどう接したらいいのかを深く考えることが多かったです。4日間とも暑い日が続いたのでみんな体調が崩れたりし、スケッチに集中し続けることが難しかったこともあったと思います。最後の合宿だったので本当に描きたい場所を見つけ、そこを描くことが出来たものの、部分部分が上手く表現できずじれったい思いをしたこともありました。けれど合宿はスケッチをするだけでなく、河瀬や彦根西など他の高校の人たちとの交流も大切です。去年よりもその人たちと接する機会が多く、新たに人脈を広げることが出来たのはとても嬉しかったです。
尾道を通じてみんなの多彩な絵をみて鋭い刺激を得ることができ、先生方のアドイスをもって、秋の高文祭に向けてこれからどうしていくのか考えていかなくてはならないなと思いました。
2年 M
二回目の合宿となりましたが、はたして去年より成長していたのかと聞かれたら、していないと答えるしかないです。それでも得るものはあったと思います。この合宿をしている間に、自分なりに最近伸び悩んでいる理由を考えていたのですが、何となく分かった気がしました。視野が狭いとかもあると思いますが、まず根気がないというのが一番の理由だと思いました。そしてあと一歩のところで無意識のうちに自分に妥協しているかもしれないというのも感じました。それは今回のスケッチでの遠景の処理からも分かりますが、よくよく考えたら今までの作品にも同じような処理がありました。自分の作品を見直ししなさすぎだと思いましたが今気付けて良かったです。
課題に気付くことだけなら誰でもできる、それを活かせるかが問題ということは分かっています。分かってはいますが、人一倍色々な意味で不器用な私には、普通の人になら一二回繰り返せばできるようになるところが、四五回同じ間違いを繰り返さないとできるようになりません。ですが、弱音ばかりはいていてもそれこそ成長できないので前向きに制作に取り組みたいと思います。
1年 U
一日中屋外でスケッチするのは、初めてのことだったのでいろいろと戸惑うこともあり、大変でした。けれども顧問の先生に木炭での表現の仕方のアドバイスを貰えたり、合評会で他校の先生方に自分が気付けていなかったことを指摘され、そのことを気付けたので、とても勉強になりました。他校の美術部員とも交流ができたのも、いろいろと新しいことが発見できていい経験になったと思います。
1年 N
この3泊4日の夏合宿は、どの日も暑くて健康管理が大変な日々でした。そんな中で1日中スケッチをするという体験をしました。私にとっては、1日中、外でスケッチをする事が初めてでとても大変そうだと思っていましたが、実際にやってみると案外あっとゆう間に時間が過ぎていきました。 そして何より1日かけてスケッチができあがったときの達成感は忘れられない思い出となりました。
私はこの合宿を通して、絵と真剣に向き合うということを学んだと共に貴重な体験をさせてもらったと思います。