私たち膳所高校美術班の活動のようすや、毎日のちょっとしたできごと、班員の作品などをおとどけします。 


by zeze-bijutsu-hann
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2017高文祭感想

[美術班生徒 2017高文祭感想]


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 私は今回の高文祭においてアートを通した人との繋がりを強く感じることができました。前回の高文祭に出した私の作品を覚えていてくださった人がいて、まだキャプションも付けないうちに今回の高文祭に出した作品を私の作品だと分かってもらえたことがとても嬉しく、印象に残っています。また深め合う交流会では去年一緒の班だった人と再び同じ班になり、去年よりも腹を割って美術作品について語り合えたと思います。こうしたアートが作り出した人の縁は深く、長く続いていくものであり、私はこれから人と人との出会いを作り出せるような作品を作っていきたいと思いました。[2年・T]


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 今回、私はアクリル画、モノクロ表現に初めて挑戦しました。構図や明暗に悩み、油絵と違う感覚に戸惑い、紆余曲折しながらも何とか完成させました。現実のものを非現実の世界にして描くというのは現実のものをしっかり表現しないと根拠の無いものになってしまうので、そうならないように努めました。高文祭最終日に他校の先生に批評をしていただきました。自分の気づけなかったところを気付かせてもらえて本当に有難かったです。 
 希望者交流会、全体交流会ではそれぞれ異なった感想、意見を頂きました。鑑賞者としても、作者としても伝えるということは難しいし、鑑賞者と作者のどちらの立場でも相手のことを考えなければならないのだと改めて感じました。どちらの交流会もあまり話す機会の無い方々とフランクに楽しく且つ見方や考えを深めるお話ができたと思います。 私にとっては最後の高文祭でしたが、とても充実した楽しいものでした。美術班員としてはもう作品制作は数えるほどしかありませんが、今回の反省点等活かしてよりよい作品を作っていきたいと思います。[2年・M]


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 今回初めて高文祭用の大きな作品を描いて、完成させるめどを立てられていなかったことを痛感しました。自分が考えていたような雰囲気を出せなくて悔しく感じました。 高文祭の会場では県内の多くの高校生による作品に触れることができました。それぞれに作者が伝えたいメッセージがあって描かれているのだと思うと、感じる印象も強いものになりました。 
 私が交流会などを通して思ったことは、作者が作品をつくったときの意図だけでなく、その作品を第三者が見たときに受け取った印象も同じように大切なものだということです。その印象が作者の考えとは違ったものであっても、交流をすることで互いに新しい見方を手にいれることができると思うからです。そうやって積極的に自分の意見を出し、また周りの解釈を聞くことのできる交流の機会を大事にしていきたいと思いました。[1年・A]


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 初めての高文祭参加でしたが、他校の方々の作品のレベルの高さに圧倒されました。私は今回初めてF50号という大きな作品を描きました。人物のバランスが狂ってしまったり、背景とうまく調和しなかったりして、納得のいく仕上がりにはなりませんでしたが、こんな大きな作品を数ヶ月にわたって描いたことは、自分の中でいい経験になったように感じます。交流会では、普段はなかなか関わる機会のない他校の美術部員の方々と、作品について語り合うことができ、勉強になりました。作品を描いた意図やこだわった部分を直接作者本人から聞くことができるのは、ジャンプアッププロジェクトで行われている対話型鑑賞とはまた少し違った印象を受け、新鮮でした。作品をただ見ているだけではわからなかった、想いや苦労を知ることで、作品と鑑賞者である自分との距離がぐっと縮まったような感覚があり、より楽しんで作品を見ることができました。
 全体講評会での、絵に託された作者の想いについてのお話の中で、「自分が見ている世界を描く」ということが強く印象に残っています。物の形をそのまま画面の中に写しとれたからといって、良い作品になるわけではない。作者はこの絵を描くことで、この立体を作ることで、何を伝えようとしているのか、鑑賞者にそんな問いを投げかけるようなものが、より深くまで楽しめる作品になるのだと考えました。もちろん、伝えたいことを的確に伝えるのは難しいとは思います。これからは、この絵をどうすれば自分の想いが伝わるのか、といったことも意識しながら、自分の作品に対する姿勢を今一度考え直してみようと思います。[1年・H]


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高文祭で色々な作品を見て、こんな色の使い方があるのか、こんな表現方法があるのか、など驚くことがたくさんありました。 今回初めて50号という大きな作品を描いて、その大変さを完全にはわかっていなかった私は、そういった細部にかける時間が足りず、結果完成度の低い作品になってしまいました。他の作品を見て感じたことをもとに自分の絵について見直し、来年の高文祭に向けて技術を磨いていきたいと強く感じました。[1年・K]


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 高文祭は初めてだったので、まずホールに入ったとき、作品の多さに驚きました。滋賀県中の高校生の作品が一度に見られる貴重な機会でした。作品を並べてみると、自分のやつがちゃいろっぽいな、ときづいたり、並べ方によって見え方がけっこうかわるということにきづきました。作品を見ていると、学校によってすごい特色があるな、と思いました。いろいろな面でレベルの高い作品がたくさんあり、自分もまあまあまがんばったつもりでいたのですが、まだまだ頑張りがたりなかったなとおもいました。 
 希望者交流会のレクチャーでは、今の時代、発想力がもとめられており、そのためには観察し、話し合い、深めていくことが必要だと言うことを知りました。その力がこの作品の交流で育てることができるらしいです。いままであまり明確に交流の目的を分かっていた訳ではなかったです。だからそのあとの交流会ではそのことを意識して話し合い、深めることができました。楽しかったです。おもっていることを言葉にするのが苦手なので、これから工夫して、分かりやすく伝えられるよう、がんばってみたいと思います。全体的こうひょうかいでは、自分はただすごい、と思っていた作品にも至らぬ部分があったり、あまり気にとめていなかった作品の優れた部分をしれたり、作品を鑑賞する視点がふえたようなかんじがしました。  
 全国にいく作品に先輩の作品がありました、おめでとうございます!  
今回の経験を生かし、今後の作品制作、来年の高文祭、社会生活にやくだてていきたいとおもいます。[1年・N]

  
 なお、審査の結果、来年度8月に長野で開催される全国高等学校総合文化祭2018信州大会美術・工芸部門へ 滋賀県代表作品のひとつとして、2年鶴来香穂さんの作品『神聖不可侵』が出品されることになりました。(この頁の最上部の作品)
 鶴来さんは、今年度の2017宮城大会へも『三毒』という作品で出品参加していますので、二大会連続となります。
 おめでとうございます。
  
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# by zeze-bijutsu-hann | 2017-11-23 12:20 | 活動紹介 | Comments(0)

高文祭に参加して

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今回高文祭に参加して、私たちは作品制作に対する姿勢を学ぶことができたと思います。与えられたモチーフをただ描くだけとは違い、自分でモチーフを決め、その絵を描くことによって何を伝えるかということを意識して描くのはかなり骨が折れる作業です。どんな表現技法を使えば良いのかわからず、四苦八苦して迷いながら筆を進めていたこともあると思います。しかしそうした作業を通して得られたものは確実にあります。私の場合、今回の作品はかなりの紆余曲折を経たものになりました。最初に具体的なテーマとおおよそのモチーフは決まっていたのですが、絵の全体図を先に完成させておかなかったのと使用するモチーフのスケッチ量が足りていなかったのが重なり、出品10日前に今まで描いていた絵を潰し、画材を変えて描き直すという事態に陥ってしまいました。そんな今回の制作を通して、私はスケッチや下書きの重要性を痛感し、自分が得意な技法や画材は何かを知ることができました。また苦労が功を奏したのか今回の高文祭で美術・工芸部門の県代表に選ばれ、来年の信州総文祭に参加できることとなりました。
作品制作は絵を描くこと以上に、自分の感情を伝えることであったり何か一つの目標に向かって進むことの大切さを教えてくれるものであると思います。作品制作を通して、私たちは一つ成長できたと思います。

2年T

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# by zeze-bijutsu-hann | 2017-11-13 07:26 | Comments(0)
高文祭最終日の29日、再び県内の美術部員が多く集まりました。その日は全体交流会と全体講評会、閉会式が行われました。
全体交流会では、希望者交流会よりも多い人数の班でそれぞれの作品に対して感じたことを話し合いました。希望者交流会とは違い別学年も交じっての鑑賞で新鮮でしたが、あまり積極的に意見が出なかったという感想もありました。
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全体講評会には、教員として長く勤められ美術家としてもご活躍される市川嘉一先生に来ていただきました。講評会のために選ばれた十数点の作品について、それぞれに良いところと良くないところがある、という前置きのもと講評をしていただきました。お話の中に多く出てきたことに、強く伝えたいことがあるかどうか、という内容がありました。自分で作品を見ているだけでは気付かないような観点での講評を聞くことができ、とても興味深くおもしろいお話でした。

1年 A


p.s おまけ

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# by zeze-bijutsu-hann | 2017-11-12 23:46 | Comments(0)
10月27日から29日の3日間、滋賀県高等学校総合文化祭、通称「高文祭」の美術・工芸部門が開催されました。
初日である27日には、午前中は作品の展示、午後からは開会式と、希望者による「深めあう交流会」が行われました。
開会式では、今年宮城県にて開催された、全国高等学校総合文化祭の報告や、この1年間、美術・工芸部門で行われた様々な取り組みについての紹介がありました。

その後、希望者で交流会をしました。

[準備作業の様子です]
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希望者交流会である「深めあう交流会」には多くの学校の生徒が参加しました。
「レクチャー」、「語りあう交流会」、「深めあう鑑賞会」の3つの取り組みが行われました。
まず、レクチャーでは、京都造形芸術大学、主任研究員の石山潤先生に、対話型鑑賞や、AIやロボットが活躍するこれからの時代に必要とされるであろう「発想力」についてお話いただきました。
難しそうに思える「アイディアを出す」という行為。しかしそれは特別なことではなく、よく観察し、皆で話し合う、という対話型鑑賞にも通じるプロセスの中から自然に生まれるものであるとのことでした。
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次の、語りあう交流会は、生徒同士による対話型鑑賞の実践です。ジャンプアッププロジェクトで既に対話型鑑賞を経験している生徒が中心となって、班でそれぞれの作品を見て周りました。
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最後の深めあ鑑賞会は、それが大規模になったものです。12人ほどのグループで、30分間、先生がファシリテーターとなって、一つの作品についてじっくり話し合いました。これは、2015年のびわこ総文で、生徒だけで行った方法だそうです。
どちらの鑑賞会でも、自分1人では気づけなかったことや、作者が意識していなかったことにまで意見が出て、鑑賞者、作者ともにその作品に対しての考えを深めることができたように感じます。
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この後、28日には作品の展示があり、最終日である29日に続きます。
1年 H



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# by zeze-bijutsu-hann | 2017-11-12 16:17 | 活動紹介 | Comments(0)

高文祭に向けて

高文祭に向けての製作途中、美術室は年に1度の大きな大会ということもあり普段よりも緊張が走った様子になります。製作途中、私は構図に悶々としたり、明暗の調子や人体などに悪戦苦闘しておりました。限られた時間内でどうすれば一歩でも完成に近づけられるか、という時間との勝負、自分が伝えたいことを画面に載せられているか、という作品との、自分自身との勝負。これらの勝負は個人プレーだからこその自分自身パフォーマンスや力の向上を確認し、調整することができます。この製作途中を通じ、自分の技術だけでなく、自身の内面も成長できたように思います。
(2年 M)

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# by zeze-bijutsu-hann | 2017-11-12 08:32 | Comments(0)