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私たち膳所高校美術班の活動のようすや、毎日のちょっとしたできごと、班員の作品などをおとどけします。 


by zeze-bijutsu-hann
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新聞作成

今年、私たちは部活動の一環として、文化プログラムプレスセンターの活動を行いました。この活動は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け地域について地元の中高生中心に取材し、新聞・ルポにして発信するものです。私たち膳所美術班は滋賀県近江八幡市にあるボーダレス・アートミュージアム NO - MA を取材しました。NO - MA訪問後、私たちは取材会でのお話しをもとに新聞作成をしました。美術部としての視点、着目を大切にし、他では作れない新聞を目指しました。まず新聞の全体の構成を考えましたが、これが意外に難しく、結局最後まで私たちを悩ませるものとなりました。しかし、考えていくなかで文の流れというものがとても新聞の完成度に関わってくることに気づきました。少し内容の順番を変えるだけで、読みにくくなったり、伝えたいことや結論が変化します。出来るだけ良いものになるよう、部員で何度も話し合いました。

内容については、構成を考えていく中でで多少変わったものの、
1.全体概要
2.自分たちで取材して分かったこと
3.展覧会で自分たちが感じたことと、そこから推測できる辻智彦さん(今回の展覧会のキュレーター)の意図
4.パンフレットから読み取れる辻智彦さんの狙い
5.全体の流れを通して、アール・ブリュットやNO -MA の歴史を加味した上で自分たちがどう考えるか。またこの展覧会に「ここをこうしたらもっと良くなるかも」という提案 
に分けて考えました。
特に4では、取材に行ったメンバーで話し合い、深めた上でそれぞれの考えを記事にしました。そして5について、私たちは今まででもジャンプアッププロジェクトなどでアール・ブリュットについて学んできました。そこについてはこの部活、普通より少しは詳しいと自負があります。他とは違う記事になったでしょう。
この新聞作成で、論理的な文の流れ、内容を簡潔に読み手に伝えることが大切であることを知りました。また、自分の気持ちを文章にすることで改めて気づくものがあることもわかりました。この経験を今後の活動に役立てていきたいです。

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by zeze-bijutsu-hann | 2018-04-01 22:01